捨てないで!食べ終わった野菜や果物の種から育てる方法

捨てないで!食べ終わった野菜や果物の種から育てる方法 ライフスタイル

みなさんは、食べ終わった野菜や果物の種が発芽することをご存じでしょうか。

多くの人が当たり前のように捨てていたものですが、それもれっきとした命の種です。お世話をすると野菜や果物が育ちます。これを「食べまき菜園」と呼びます。

日々少しずつ成長していく姿を見ると、植物たちの強い生命力を感じるもの。なにより、自分で育てる喜びはひとしおです。緑がある生活はストレス発散にもつながり、いいことづくしでしょう。

今回は、食べ終わった野菜や果物の種を植え、育てる方法をご紹介いたします。

食べまき菜園におススメの野菜や果物の種

食べまき菜園におススメの野菜や果物の種

実は、食べ終わった種から育てることができる野菜や果物の種類は数多くあります。例えば果物ならりんご、ぶどう、メロン、レモン、アボカド、びわ、さくらんぼ等。野菜なら豆苗、トマト、かぼちゃ、パプリカ、スイカ等がいいでしょう。

豆苗は育てたことがある人が多いのではないでしょうか。再生野菜になりますが、豆苗をカットした後の種を水につけてから2~3日程度で新しい芽が出ているのに気づきます。そこからぐんぐん急成長していくので、あっという間に収穫できます。

食べまき菜園におススメの野菜や果物の種

トマトは育ちやすいので、食べまき菜園をしている人達から人気の野菜です。普段食べているトマトの種を取り出すのもいいのですが、中にはあえて少しリッチなトマトを購入して食べまき菜園を楽しんでいる人もいます。トマトは様々な品種があるので、色々試してみるといいでしょう。

食べまき菜園におススメの野菜や果物の種

かぼちゃも発芽しやすい野菜の一つです。ただし、かぼちゃの種は固いので芽が出にくいかもしれません。その場合は、爪切りやハサミで種の尖った部分を切ると発芽しやすくなります。

食べ終わった後の種から育てられるのは、今回ご紹介した野菜や果物だけではありません。気になる野菜や果物があったら種を取り出し、お世話をしてみましょう。

野菜や果物の種を育てる

野菜や果物の種を育てる

食べまき菜園に必要なものは、種と容器、土です。容器はプランターやポットではなくても、穴を開けた豆腐やお菓子、果物のプラスチック容器、ペットボトル等で大丈夫です。野菜や果物の成長に伴い植え替えるので、始めからプランターを用意する必要はありません。

野菜や果物の種を取り出す時は、実や果汁等が残らないように丁寧に洗いましょう。これを怠るとカビや菌が発生したり、腐敗する原因となるからです。パプリカやトマト等、種が小さいものは茶こしやザルを使い、ヌメリが無くなるまで流水で洗うといいでしょう。

野菜や果物はそれぞれ性質が違います。育てたい野菜が見つかったら、どのような環境を好むのかを調べてから植えると成長しやすくなるでしょう。

野菜や果物の種を育てる

土から芽が確認できるタイミングは、植えた種の種類や育てる環境によって変わります。長いものなら1ヶ月以上ですが、1週間も経たずに芽が出ているのを確認できるものもあります。

食べ終わった後の種が本当に育つのか不安になるかもしれませんが、食べまき菜園は焦らず気長に待つことがポイントです。芽が出た時、日々成長しているのを感じた時、実がなり収穫して食べた時、それぞれ喜びを感じることでしょう。

まとめ

当たり前のように捨てていた野菜や果物の種。丁寧に取り出しお世話をすると、芽を出し日々成長していきます。通称、食べまき菜園と呼ばれます。

今回ご紹介した野菜や果物の種以外にも育てられるものは数多くあるので、様々な種を試してみるといいでしょう。子どもの頃にやった自由研究みたいで楽しくなりますよ☆

食べまき菜園を始めると、野菜や果物の種を捨てるのがもったいなくなるかもしれません。 食べまき菜園は誰でも手軽に始めることができるので、是非お試しください。

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