爪はケアをさぼりがちなパーツだからこそ、きれいに保っておくことで清潔感のある女性・美意識の高い女性という印象につながります。
ネイルケアというとネイルサロンでやってもらうイメージがありますが、洗練された指先をキープするためには、定期的なセルフケアも大事です。
今回は自宅で簡単にできるネイルケアをご紹介するので、おうち時間を活用して取り組んでみましょう。
道具をそろえよう
ネイルケアは、まずは道具を揃えるところから始めましょう。最低限そろえておきたいのは「エメリーボード」「キューティクルリムーバー」「ネイルオイル」「シャイナー」「ベースコート」の5点です。
他にもコットン・綿棒・フィンガーボウルと呼ばれる指先をふやかすための小型の桶・ハンドクリームを用意します。これらはネイルケア専用の物を揃える必要はなく、日常生活で使っているものや食器でも代用できます。
ネイルケア用品はドラッグストアや美容用品を扱っている雑貨屋で購入できます。上記のアイテムをすべて購入しても数千円程度なので、迷わず投資してみましょう。
爪の形や長さを整える
爪の形や長さを整えるのに使う道具がエメリーボード(爪やすり)です。エメリーボードを使用すると爪への負担が少なくなり、二枚爪などの予防にもなります。
使うときは整えたい手とは反対の手の親指・人差し指・中指を使ってボードの端を持ち、ボードを爪に当てて一定方向に動かします。
爪をスクエア型に整えたいときは、爪に対して垂直になるようにボードを当てます。ラウンド型に整えたいときは、爪に対して45度に当てることを意識してみましょう。
甘皮のケア
甘皮とは爪を作る根元の部分のことです。ここをケアすることは健康的な爪を育むことにつながるとともに、ささくれなどのトラブルを防止することができます。
キューティクルリムーバーを甘皮部分に塗ります。フィンガーボウルに40度程度のお湯をはり、指を入れてふやかします。10分経過したところで指を取り出し、ぬるま湯で軽く湿らせた綿棒を使って甘皮を処理します。
綿棒は端から爪の形に沿って、甘皮を押し上げるようにして動かします。はがれた甘皮は湿らせたコットンでふき取ってください。処理をした後は甘皮部分にネイルオイルを塗り、保湿と栄養分を補給します。
甘皮処理はネイルケア初心者には少し手間のかかる工程ですが、きれいな爪を育むためだと思って頑張りましょう。
きれいな爪を維持する方法
甘皮の処理が終わったら、シャイナーを使って爪を磨きましょう。シャイナーを爪に密着させ、力を入れずに動かしていきます。むやみに磨くのではなく、爪の状態を確認しながら取り組みましょう。爪を磨くと自然な光沢が生まれ、きれいな指先を演出することができます。
爪は磨くだけで十分なつやがでますが、きれいなつやを長持ちさせるためにも仕上げにベースコートを塗りましょう。ベースコートはマニキュアを塗るときに使用するイメージがありますが、爪の凹凸を整えてつやを維持する効果や、爪を保護する効果もあります。マニキュアを塗らない場合でも、塗っておいて損はないアイテムです。
ケア後はハンドクリームで保湿を
ネイルケアの後は手や爪周辺の皮膚が乾燥してしまいがちです。新たなトラブルをもたらさないようにするためにも、必ずハンドクリームで保湿を行いましょう。
クリームを塗るときはマッサージも兼ねて行うと、手全体の美容効果を高められます。
まとめ
爪はケアをしているか・していないかが一目でわかるパーツです。今回ご紹介したケアは30分程度でできるので、休日やおうち時間の隙間を利用して、週1回～2週1回を目安に取り組んでみましょう。
指先は多くの人の目に触れます。爪先から「キレイなワタシ」を演出し、美への自信を育んでいきましょう。