スカートを履いたときに気になるのがふくらはぎの太さですよね。スキニーや7分丈のパンツをかっこよく着こなすためにも、すらっとしたふくらはぎはマストな存在です。
ふくらはぎ痩せというと厳しい運動などを想像するかもしれませんが、細くするためには激しい運動よりも日々のケアを怠らないことが大切です。
今回は1日10分でできるふくらはぎのケア法についてご紹介するので、今日からチャレンジしてみませんか?
ふくらはぎだけが太い理由
ダイエットで順調に体重が落ちても、ふくらはぎだけが思うように痩せないことがありますよね。また、痩せ型体型なのにふくらはぎだけが太い場合もあります。このような場合は運動不足や血行不良により、ふくらはぎのむくみが常態化しているのかもしれません。
ふくらはぎは下半身の血液を心臓まで送り返すポンプの役割を果たしています。デスクワークや立ち仕事でふくらはぎを長時間動かさないでいると、ポンプ機能が十分に果たされず、血流が滞ってしまう原因になります。そうなると老廃物や水分がたまってしまい、むくみの発生につながるのです。
また運動量が少ない人は、ふくらはぎの筋肉量も少ない傾向にあります。筋肉量が低下するとポンプ機能が弱まってしまい、血行不良やむくみが起こりやすくなるでしょう。
ふくらはぎを細くするためには、簡単な運動で筋肉量を維持することと、たまった老廃物を日々リセットしてあげることが大事なのです。
1日10分でできるケア
①筋トレ
まずは筋トレで筋肉量を増やし、ポンプ機能を高めてあげましょう。ふくらはぎは激しい筋トレを行うとムキムキになってしまう可能性があるので、「カーフレイズ」という筋トレを適度に行います。以下の手順を参考にしてみましょう。
1, 背筋を伸ばし、まっすぐ立つ
2, 足を腰幅に広げる
3, かかとを上げてつま先立ちになる
4, かかとをおろす
すらりとした筋肉を維持するためには、この動作を30回1セットとし、1日1~2セット行います。バランスがとりにくい場合は、椅子や机などにつかまるとやりやすいです。
②マッサージ
老廃物を流したりむくみを解消したりするためにはマッサージが効果的です。日常に負担なく組み込める方法をご紹介します。
1, 座って片膝を立てる
2, 指を使ってふくらはぎの裏側を足首から膝裏にかけても揉む(10回)
3, 手のひらを使ってふくらはぎの表側を足首から膝小僧にかけてなでる(10回)
4, 握りこぶしを作り、ふくらはぎの外側にあてて下から上へなでる(10回)
5, 握りこぶしをふくらはぎの内側にあてて、下から上へなでる(10回)
6, 指を使って膝裏のリンパ節をほぐす(押す→離す動作を5回)
7, 反対側のふくらはぎを同じようにマッサージする
マッサージは入浴中か、入浴後の体が温まっている状態で行うようにしましょう。摩擦が肌への刺激となることがあるので、オイルやクリームなどを用いてください。
③ストレッチ
寝る前のストレッチは体の興奮状態を沈め、疲労回復効果を高めてくれます。筋肉の緊張をほぐして血行を良くする効果も期待できるので、ふくらはぎ痩せのためにも進んで行いましょう。以下の手順を参考にしてみてください。
1, 足を前後に開く(後ろ脚のふくらはぎが軽くはる程度が目安)
2, かかとを床に着けたまま、前の足に体重をゆっくりかける
3, ふくらはぎが伸びている感覚のところでストップし、20秒キープする
4, 反対側の足も同じように伸ばす
激しいストレッチや無理なストレッチは安眠の妨げになるので、1日頑張ったふくらはぎを優しく労わりつつ、「伸びて気持ちいい」という感覚を大事にしながら行ってください。
まとめ
ふくらはぎが痩せない原因は、日々の生活習慣や運動不足に隠れています。1日の疲れをリセットし、しなやかな筋肉を維持することを意識してみましょう。
今回ご紹介したふくらはぎのケア法は、トータルで行っても10分程度で終わります。毎日のルーティーンに組み込んで、カモシカのような美脚を手に入れましょう。