きれいな人ほど手入れの行き届いた髪の毛をしていますよね。
髪の毛はお肌と同じくらい年齢が出やすく、また髪の状態が第一印象を左右するという意見もあることから、アンチエイジングやモテ効果の観点からも磨きをかけておきたいパーツです。
髪の状態はお手入れの有無によって左右されます。今回は自宅でできるケア法をご紹介するので、美しい髪を目指して頑張ってみませんか。
手入れが行き届いている髪の条件
美しい髪の条件は何と言っても「つや」があることです。
つやは髪本来の美しさを感じさせてくれますし、「清潔感」や「洗練された大人の女性」という印象も与えてくれるでしょう。また、手櫛を入れた時のさらさら感や毛先のまとまりを維持することも、美しい髪の条件となります。
一方で、パサついている髪の毛や枝毛・切れ毛が目立つ髪の毛は、美しさからかけ離れてしまいます。髪の根元と毛先のカラーが違う「プリン髪」状態も、手入れがされていない印象を与えてしまうようです。
美髪の毛の敵!枝毛・切れ毛の原因
つやのある髪の天敵として多くの女性を悩ませているのが、枝毛・切れ毛ですよね。
枝毛は髪の毛が木の枝のように縦方向に切れる・避ける状態のことを言います。切れ毛は髪の毛が横方向に切れてしまう状態で、枝毛や切れ毛がある髪はパサついて見えるようになります。
手櫛を入れた時にざらつきやひっかかりを感じる場合は、ダメージがよりいっそう進行していると言えるでしょう。
枝毛や切れ毛はキューティクルと呼ばれる髪の外側のコーティングがはがれてしまい、髪の水分が失われてしまうことによって発生します。
キューティクルへのダメージはパーマやカラーを繰り返すことによる負担、ドライヤーやヘアーアイロンによる熱の影響、髪を乾かさないなどの間違ったヘアケア法によって蓄積されていくことがわかっています。
自宅でできるケア法
① シャンプー
シャンプーは毎日行うからこそ、間違ったシャンプー法を続けていると、ダメージの蓄積につながってしまいます。まずは正しい方法を身につけましょう。
シャンプー前には必ずブラッシングをし、ある程度の汚れやほこりを取り除きます。38度くらいのぬるま湯でよく髪をぬらし、頭皮や髪の間まで丁寧に流していきます。
シャンプー液は手のひらでしっかりと泡立ててから使い、指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。泡を流すときは髪の表面だけでなく、髪の間や頭皮にすすぎ残しが無いようにしっかり流します。
② トリートメント
トリートメントは髪の内部に栄養を与えてダメージ補修する役割があります。シャンプー後にしっかり水気をきってから、毛先から根元へとゆっくりなじませていきましょう。
トリートメント用の目の粗いくしを用意してとかしてあげると、髪全体になじませることができます。
③ ドライヤー
ぬれている髪はキューティクルが開いている状態です。そのまま放っておくと乾燥が進み、トリートメントで補った栄養分も抜けてしまうため、ドライヤーを使って髪を乾かすようにしましょう。
ドライヤーを使う時は熱によるダメージを蓄積させないことを意識します。髪から15センチくらい離し、風が1か所に集中しないようにドライヤーを動かしながら、根元から毛先へと降りていくイメージで乾かすのがポイントです。
④ 紫外線対策
お肌にダメージを与えることで知られている紫外線ですが、髪にも悪影響を及ぼし、パサつきや枝毛・切れ毛を発生させます。外出時は帽子や日傘で髪を守るようにしましょう。
洗い流さないトリートメントや、髪にも使えるスプレー型の日焼け止めも効果が期待できます。万が一浴びてしまった場合は、必ずトリートメントなどでケアするようにしましょう。
まとめ
きれいな髪を保つことは、美しい女性であり続けるために必要な要素です。
髪のホームケア法は難しいことではなく、いつものケアを正しい方法で行い、紫外線対策などのひと手間を加えるだけでよいのです。
今日から実践し、髪がきれいになっていくことを実感しましょう。